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朝鮮半島にルーツを持つ在日コリアンについて、ほとんど知識がなかった京都女子大法学部の市川ゼミの3年生8人(20~21歳)がその歴史を学び、民族教育を行う朝鮮学校を訪れた。若い感性は何を受け止めたのか。【大澤重人】
今春、ゼミ入りした8人にアンケートをすると、「東方神起」「IZ*ONE」などKポップと呼ばれる韓国アイドルの音楽をよく聴き、「可愛い」韓国製のコスメ(化粧品)を愛用する姿がうかがえた。今、第3次韓流ブームとされ、その中心は10代、20代女性という。
ところが、在日コリアンとはどんな人か、なぜ日本で暮らすのか尋ねると、多くが「よく知りません」。朝鮮学校にもなじみがなく、2人は高校無償化制度から除外されていることを知らなかった。ただ、そうした認識は彼女たちだけだろうか。
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