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香港の「逃亡犯条例」改正問題を巡る抗議デモは「アジア有数のハブ空港」である香港国際空港を巻き込み、機能不全に陥れた。デモを続ける若者らと、妥協を拒む香港当局の対立は深まる一方で、経済都市・香港の威信は揺らいでいる。
ガス弾、流血…若者怒り
13日夜、香港国際空港のロビーは、黒いシャツを着て床に座り込む数千人の男女で埋め尽くされた。チェックインカウンターは対応を止め、日本人を含む多くの旅行者が足止め状態になっている。
空港は到着便は動いているが、出発便は停止している。離陸を待つ観光客らはカウンター前に座り込み、疲れた表情を見せていた。
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