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竹下景子さん=国連WFP協会親善大使10年、途上国支援続ける

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竹下景子(たけした・けいこ)さん(65)

 「夢は独立して自分の店を持つこと。今はマカダミアナッツ農園で働き、資金をためています」

 7月上旬に訪ねた東アフリカ・ルワンダ南部のビハラグ小学校。20歳になった卒業生の言葉に目を細めた。分厚い胸板の青年は世界食糧計画(WFP)による学校給食の支援で育った世代。ちょうど10年前、小学生の頃の写真を見ると、栄養不足でやせ細り、腕は木の枝のようだった。

 2010年、国連WFP協会の親善大使に就任。これまでセネガル、フィリピン、スリランカ、スーダンの食糧支援の現場を視察した。10年目となる今夏、5カ国目となるルワンダを訪問。80万人が犠牲になった25年前の大虐殺を乗り越え、IT立国として目覚ましい発展を続けていた。美しい街並みに驚いた。

 親善大使就任の翌年、東日本大震災が発生。その後訪れた英国で、現地新聞に掲載された意見広告に目を奪われた。被災した日本の子どもたちの写真付きで支援を呼びかける内容だった。

 「支援の手は豊かな人が貧しい人に差し伸べるのではない。私たちも突然、支援を受ける側になるかもしれない」。手を取り合って生きていくことの大切さを痛感した。

 今回の視察で最も楽しみにしていたのが給食支援を受けていた青年たちとの出会い。「ありがとう」。夢を語る青年の手を取り、語りかけた。「長く続けていくことの大切さを実感できました」<文と写真・丹治重人>


 ■人物略歴

 名古屋市生まれ。東京女子大卒。女優。テレビドラマ、映画、舞台などで活躍。2005年に国連WFP協会顧問。

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