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報道部長です

表現の自由とロシアと日本=杉尾直哉

 「こんな映画を公開するなら放火してやる」--。2017年の秋、ロシア全土の映画館がそんな脅迫を受けました。公開を見送る映画館が相次ぐ中、上映館では、犬を連れた警察官が劇場内外を念入りに調べ、物々しい雰囲気でした。当時、私は毎日新聞のモスクワ支局長でした。

 問題の映画は、帝政最後の皇帝ニコライ2世と愛人の悲恋を描いた「マチルダ 禁断の恋」(昨年、日本公開)。「キリスト教の聖人であるニコライを侮辱した映画だ」と、宗教右派が猛反発したのです。教会側や多数の政治家も映画を批判し、公開前から論争になりました。しかし、政府は上映禁止にしませんでした。

 ロシアでは多くの映画が国の補助を受けて製作されますが、作品内容に政府は口を出しません。マチルダの場…

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