地図大手のゼンリン(北九州市戸畑区)が運営する「ゼンリン地図の資料館」(同市小倉北区)で、終戦直後から高度成長期までの東京の地図を一堂に展示している。焦土と化した東京を調査員が歩き、焼け跡を白地図の上に色鉛筆で記録した手書きの地図など貴重な資料十数点からは、戦災から復興する東京の姿が浮かび上がる。
ゼンリンによると、展示資料は2005年に死去した大迫忍元社長が、同社が吸収合併した地図会社「日地(にっち)出版(旧日本統制地図)」から個人的に引き継いだ。
日地出版は戦時中、国内唯一の地図製作会社だった。最も古い展示資料は「渋谷区詳細図」「四谷区詳細図」などで、終戦直後、調査員が焼け跡を歩き、焼失地を白地図上で赤く塗り潰した。これを基に1947年に作られた「戦災焼失区域表示帝都近傍図」では東京の大半が赤く塗られ、空襲被害の大きさを伝えている。
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