先細る遺族会 それでも「戦争を繰り返してはいけない」古賀誠・名誉顧問

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インタビューに応じる日本遺族会名誉顧問の古賀誠氏=福岡市博多区で2019年8月2日、徳野仁子撮影
インタビューに応じる日本遺族会名誉顧問の古賀誠氏=福岡市博多区で2019年8月2日、徳野仁子撮影

 日本遺族会の名誉顧問で2002~12年に会長を務めた古賀誠・自民党元幹事長(79)=現福岡県遺族連合会会長=が終戦の日を前に毎日新聞の取材に応じた。古賀氏は、会員の減少が進む遺族会の実情を踏まえ「存続そのものが難しいが、戦争を繰り返してはいけないと声を上げ続けなければいけない」と話した。

 毎日新聞のアンケートに答えた27都道府県の遺族会では合計会員数が10年前の3分の2に減っていることが判明した。古賀氏は「残念だが、戦没者の妻や遺児が亡くなり、活動を継ぐ人がいない。実態はもう少し減っているのではないか」との見方を示した。

 古賀氏の父親も赤紙で召集され、フィリピンのレイテ島で亡くなった。召集は古賀氏が2歳の時だったといい「肉声はもちろん、思い出もない。遺影を見ても、ああこれが父の顔かと思うくらい。戦後は母親が苦労してきた」と振り返った。

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