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「クラロワ」高校日本一は渋谷教育学園渋谷 eスポーツ大会「ステージゼロ」

優勝した渋谷教育学園渋谷のメンバー=千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターで2019年8月14日午後6時38分、兵頭和行撮影

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 高校対抗の全国eスポーツ大会「STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2019」(以下ステージゼロ)は14日、舞浜アンフィシアター(千葉県浦安市)で決勝大会を行い、リアルタイム対戦型モバイルカードゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」(以下クラロワ)部門は、関東ブロック代表の渋谷教育学園渋谷(東京)が関西ブロック代表の関西大倉(大阪)を降し、初代王者に輝いた。

 ステージゼロはeスポーツの発展と世界で活躍する日本人選手の輩出を目指し、テレビ東京と電通などで作る実行委員会が今年からスタートしたeスポーツの高校生大会で、競技はクラロワ、バトルロイヤルシューティングゲーム「Fortnite」(フォートナイト)、チーム対チームの対戦型PCゲーム「League of Legends」(リーグ・オブ・レジェンド)の3タイトル。エントリー総数は全1475校、1780チーム、4716人(クラロワ部門は517校、582チーム、1936人)で、全国7地区で行われたブロック代表決定戦を勝ち抜いた高校が決勝大会に進出した。

 テレビ東京の小孫茂社長は開会式で「この企画を始めたときは、何チーム集まるのか心配したが、全く無用だった。地方大会は1700を超えるチームが激戦を繰り広げ、勝ち残った精鋭がこの場に集まった。eスポーツのポテンシャルを強く感じた」とあいさつした。

渋谷教育学園渋谷は1ゲームも落とさず全勝優勝

決勝戦で対戦する渋谷教育学園渋谷の選手(左)と関西大倉の選手=千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターで2019年8月14日、兵頭和行撮影

 クラロワは1チーム3人のトーナメント制で、2校が3セットマッチで対戦。1・3セット目は1対1の個人戦、2セット目は2対2のチーム戦で、決勝のみ各セット2ゲーム先取で行われた。

 関東ブロック2位で出場した渋谷教育学園渋谷は1回戦で中部ブロック代表の愛知(愛知)、準決勝で九州・沖縄ブロック代表の角川ドワンゴ学園N高(沖縄)にいずれもストレート勝ちを収めた。

 一方、関西大倉は1回戦で関東ブロック1位の湘南学園(神奈川)、準決勝で中国・四国ブロック代表の徳島科学技術(徳島)と当たり、ともに最終セットまでもつれる接戦を制し、決勝に勝ち上がった。

 対照的な勝ち上がりを見せた両校の決勝戦。1セット目は渋谷教育学園渋谷のxShunTy(シュンティ)選手が関西大倉のまさき選手にゲームカウント2―0で勝利。2セット目のチーム戦も渋谷教育学園渋谷のバタ選手・そうだ選手ペアが勢いそのままに、関西大倉のうぇあ選手・かずと選手ペアを2―0と寄せ付けず、全勝で優勝を飾った。

 勝利の瞬間、バタ選手とそうだ選手はハイタッチをかわし、チームメートと抱き合った。シュンティ選手は「関東予選で準優勝だったことで負けを知ったからこそ、今回は全勝できた」と胸を張った。一方、準優勝だった関西大倉のまさき選手は「とにかく悔しいが、自分の今の実力は出せたので悔いはない」と前を向いた。

 優勝した渋谷教育学園渋谷は、クラロワの公式プロリーグ「クラロワリーグ アジア2019」シーズン2プレーオフへの招待と、プロ選手とのエキシビションマッチ対戦権を獲得した。

 大会終了後のインタビューで、そうだ選手は「1回戦から優勝候補ばかりとの対戦で厳しい戦いだったが、勝てて本当にうれしい。将来、クラロワの解説者を目指しているので、初代チャンピオンという肩書で数年後につながるチャンスができたかもしれない」と喜んだ。

 視察に訪れた日本eスポーツ連合(JeSU)の岡村秀樹会長は「日本でeスポーツを普及させていくためには、若年層のシーンが重要。このような高校生の大会が実施されることで、eスポーツの社会的な認知はもちろん、理解も進む。ゲームは自分の力量を競って、自らのスキルを高める。リアルなスポーツと同じで、緊張感の中でチームワークが築かれるし、強固な精神力が求められる。極めて健全な形で、ゲームというツールを使ったスポーツマンシップが培われる。来ているお客様を見ても家族連れが多い。今日の大会がきっかけになって、さらに熱気が広がっていくだろう」と評価した。【兵頭和行、平野啓輔】

クラッシュ・ロワイヤル

 スマートフォンとタブレットで遊べるカードゲームで、世界中のプレーヤーとリアルタイムで対戦できる。ゲームはプレーヤー同士が自ら選択した8枚で構成されるキャラクターのカードデッキを使って、制限時間内に相手のタワーを一つでも多く破壊した方に軍配が上がる。昨年、世界規模のeスポーツプロリーグ「クラロワリーグ」を立ち上げ、12月に幕張メッセで開催された「クラロワリーグ 世界一決定戦2018」は、2時間ほどでチケットが完売。また、昨夏インドネシアで開かれた「第18回アジア競技大会」でも公開競技として採用されるなど、モバイルeスポーツタイトルとして世界的に注目を集めている。

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