青々としたネギが真っすぐに伸び、辺りに甘い香りを放つ。尾池美和さん(42)は、香川県観音寺市でネギを生産する「Sun so(讃葱(さんそう))」の取締役である。
同市はレタスの特産地として知られ、多くの農家はレタス栽培の合間にネギやニンニクなど多品目を手がけている。一方、讃葱はネギ専業で、12ヘクタールの畑で加工用の青ネギ、白ネギを露地栽培している。目標生産量は年間240トンだ。尾池さんがその狙いを話す。
「市場では葉が少し曲がると値が下がるなどロスが多い。加工用に特化して気候条件の厳しい夏も含め周年栽培し、差別化と安定出荷を目指しています」
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