久富観音堂盆綱曳き

鬼にふんして汗だくで供養 伝統行事に児童ら 筑後 /福岡

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
綱を引いて地区を練り歩く黒鬼役の小学生ら=福岡県筑後市久富地区で、2019年8月14日午前10時56分、江刺正嘉撮影
綱を引いて地区を練り歩く黒鬼役の小学生ら=福岡県筑後市久富地区で、2019年8月14日午前10時56分、江刺正嘉撮影

 江戸時代から約400年続くとされる筑後市のお盆の伝統行事「久富観音堂盆綱曳(つなひ)き」が14日、同市の久富地区であった。黒鬼にふんした小学生の男の子たちが猛暑の中、「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とともに、地区内を練り歩いた。

 生前の悪事の報いで地獄に落ちた人たちを盆の間だけでも地上に引き上げて供養する行事で、県指定の無形民俗文化財。

 綱で人々を引き上げるのが地獄の釜番である鬼で、この日は小学生の男子約55人が、全身に真っ黒なすすを塗り、腰に藁蓑(わらみの)、頭に角に見立てた縄を巻いて参加。台風10号の影響による暑さと強風の中、子供たちは直径約30センチ、長さ約20メートル、重さが400~500キロにもなるという大綱を汗だくになりながら引き、地区内の3キロを約1時間かけて練り歩いた。

この記事は有料記事です。

残り85文字(全文434文字)

あわせて読みたい

注目の特集