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米ダウ今年最大の800ドル安、12年ぶり長短金利逆転で 日経平均も下落

東京証券取引所=2019年4月、嶋野雅明撮影

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 14日のニューヨーク株式市場は、世界経済の減速懸念が再燃し、株価は大幅反落した。ダウ工業株30種平均は前日比800・49ドル安の2万5479・42ドルで取引を終えた。1日の下げ幅として今年最大で、過去4番目の大きさ。米債券市場では10年物国債の利回りが2年物国債の利回りを下回る長短金利逆転(逆イールド)が2007年以来12年ぶりに発生。長短金利逆転は景気後退の予兆とされ、投資家心理が悪化して株価下落に拍車がかかった。

 この流れを受けて、15日午前の東京株式市場はほぼ全面安の展開となり、日経平均株価の下げ幅は一時450円を超えた。午前終値は前日終値比250円21銭安の2万404円92銭。電気機器や鉄鋼など輸出関連株を中心に売り注文が広がった。

 中国と欧州で14日発表された景気指標が悪化し、米市場で世界経済失速への警戒感が強まり、投資マネーは比較的安全な資産とされる国債に流入。ニューヨーク債券市場では14日早朝、長期金利の指標となる米10年物国債利回りが1・5%台後半となり、約3年ぶりの水準に低下。1・6%前後で推移していた2年物国債利回りを下回った。米30年物国債の利回りも2・0%台前半に低下し、過去最低水準を約3年ぶりに更新した。

 通常は貸し借りの期間が長いほど金利は高くなるが、それが逆となる長短金利逆転は、米国では過去60年の景気後退前に必ず出現している。05~07年も断続的に発生し、08年にリーマン・ショックが起きた。米10年物国債と米3カ月物財務省証券(TB)の利回りは今年3月に逆転していたが、市場の注目度が高い10年物と2年物の金利が逆転したことで、米国経済の先行き懸念に拍車が掛かった。

 ニューヨーク株式市場は米長期金利の低下で利ざやが縮小する金融株が売り込まれ、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどの株価が大幅に下落した。市場では「世界経済が明確に持ち直さない限り、金融市場は不安定な状況が続く」(投資運用会社)との見方が出ている。【中井正裕(ワシントン)、松岡大地】

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