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9月開幕のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会や2020年東京五輪・パラリンピックを前に、インターネットを介したチケット転売を巡るトラブルの相談が全国の消費生活センターに相次いでいる。いずれも公式サイト以外での転売は禁止だ。国民生活センターが注意を呼びかけている。
神奈川県の50代女性はラグビーW杯のチケットを転売サイトで購入。約3万円の席だったが、クレジット決済で引き落とされたのは約12万円だった。手数料を説明する文字は小さく、購入ボタンを押すまで総額は表示されなかったという。
国民生活センターによると、18年度の相談はコンサートを中心に計2076件と、前年度から倍以上に急増。ラグビーW杯に関する相談も昨年10月~今年7月までに計650件に上った。このためセンターは6月、苦情が多かったサイトなどの運営会社6社に対し、利用者間のトラブル解決支援や転売禁止チケットの周知を要請した。
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