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人生は夕方から楽しくなる

俳優・伊吹吾郎さん 哀愁の調べと半世紀 今もギターが相棒

さまざまな感情を表現するフラメンコ。「今はテンポのゆったりした曲が好きかな」=東京都目黒区で、藤井太郎撮影

 初めはさざ波のように、次第に力強くかき鳴らすように。右手のそれぞれの指で連続して弦を弾く「ラスゲアード」と呼ばれるフラメンコギターの奏法で、愁いに満ちた和音がスタジオの中に広がった。腹の底に届く低音、胸をざわつかせる高音が滑らかに調和して響く。「クラシックギターにない哀愁、かな。それが自分にとってのフラメンコ」。この日手にしていた愛器は1968年製。この楽器が生まれた頃に、伊吹さんはフラメンコと出合った。

 何がきっかけで足を運んだのか、今はもう思い出せないスペインの「グラン・アントニオ舞踊団」来日公演。当時、大学生だった。「それまでフラメンコギターといえば『踊りの伴奏』のイメージしかなかった。ところが、ギタリストのソロパートを聴いて、すっかりやられちゃってね」。すぐに先生を探し、レッスンに通い始めた。芸能界に入り、映画やテレビドラマで有名になった後も、ギターはずっと人生の相棒であり続けた。

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