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滝野隆浩の掃苔記

社会部・滝野隆浩専門編集委員のコラム。

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胃ろう数減少のナゾ

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小野沢滋医師の「首都圏2040年介護危機」というタイトルのトークライブは盛会だった=東京都千代田区の毎日ホールで2019年7月31日午後6時53分、竹内紀臣撮影
小野沢滋医師の「首都圏2040年介護危機」というタイトルのトークライブは盛会だった=東京都千代田区の毎日ホールで2019年7月31日午後6時53分、竹内紀臣撮影

 <滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 相模原市のクリニックで在宅緩和医療を続けている小野沢滋医師の講演は、聴くたびに新しい発見がある。日々の往診に基づく話に加え、公開データを駆使して作った分かりやすいグラフで「知らない事実」や「見たくない現実」に気づかされる。先日、「胃ろう件数減少のナゾ」について聞いた。

 口からものが食べられなくなったとき、胃に穴を開けて直接栄養を送り込む医療処置。「最近、減ってきたなあ」と感じて、毎年公表されている社会医療診療行為別統計で「胃ろう造設件数」を調べたら、ピークの2007年ごろは8000件を超えていたが、ここ数年は3800~4700件程度だった。

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