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「対立あおっているのは一部の人だけ」日韓関係悪化の一方で、各地で続く草の根交流

交流後に記念撮影する韓国の高校生と新潟県立高田高校の生徒たち=同県上越市の高田高校で19年7月29日、浅見茂晴撮影

 元徴用工問題や輸出規制強化などによる日韓両政府の関係悪化のあおりを受けて中止される交流事業が出るなかで、市民や団体の草の根交流が続いている。スポーツやコンサート、映画上映会、書店フェアなど形はさまざまだ。「国ではなく市民として友好を築きたい」という声が高まっている。【まとめ・金子淳】

 東京都内で10日、「東アジア青少年歴史体験キャンプ」の討論会が開かれた。参加したのは日本と韓国、中国の中高生約120人。東アジアの戦争と平和をテーマに意見を交わし、日韓関係についても「民間交流が活発になれば政府も対話しやすくなるのでは」などと前向きな発言が相次いだ。キャンプは市民団体「子どもと教科書全国ネット21」(東京都)などでつくる実行委員会が2002年から続けており、今回もトラブルなく開催できた。参加した日本の高校2年の男子生徒(16)は「韓国の生徒とも仲良くなれた。対立をあおっているのは一部の人だけでは」と話す。

 両国の深刻な政治状況を受けて7月以降、中学生のホームステイが取りやめられるなど各地で事業の中止や延期が表面化していた。愛媛県でも松山国際交流協会の交流事業が韓国側からの要請で中止になったが、市民団体「愛媛地球市民の会」が今月上旬、交流のある韓国の市民団体から中学生ら16人を招いて地元を案内した。大分市のNPO法人「日・韓芸術文化交流会」も7月に韓国人留学生との懇親会を開催。交流会の印成銀理事長は…

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