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第104回全国高校野球選手権

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第101回全国高校野球

3回戦 岡山学芸館、貫く 最後まで笑顔、スタンド沸く /岡山

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作新学院に敗れ、グラウンドの土を集める岡山学芸館の選手たち=阪神甲子園球場で、森園道子撮影
作新学院に敗れ、グラウンドの土を集める岡山学芸館の選手たち=阪神甲子園球場で、森園道子撮影

 第101回全国高校野球選手権大会第10日の16日、岡山代表の岡山学芸館は3回戦で作新学院(栃木)と対戦し、0-18で敗れた。序盤から相手打線の勢いを止められず、打線も2安打と苦しい展開になったが、2回戦で甲子園初勝利をつかみ、最後まで笑顔を貫いた選手たちに、応援団が陣取った一塁側スタンドからは大きな拍手が送られた。【松室花実、安達恒太郎】

 この日先発の丹羽淳平投手(3年)は、10日の2回戦で打球を顔面に受けて骨折。1イニングしか投げられなかったが、チームメートは「丹羽をもう一度マウンドへ」と奮起して逆転勝ちし、再びマウンドに立つ機会を作ってくれた。だからこそ、丹羽投手は「みんなに恩返しをしよう」と心に期していた。母由希子さん(44)も「初戦で投げ切れなかった悔しい気持ちを晴らしてほしい」とスタンドから見守った。

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