民間が建立した戦没者慰霊碑の状況を厚生労働省が調べたところ、倒壊していたり、ひびが入っていたりと損壊状態にある慰霊碑が全国に743基あることが判明した。各地に点在する慰霊碑を対象にした大規模調査で、管理していた遺族の高齢化などで多くの慰霊碑が放置されている実態が浮かび上がった。厚労省は、移設や埋設する場合の補助制度を設けており、今年度から対象を拡大して制度利用を促している。
調査は自治体が昨年10~12月に実施。太平洋戦争に限らず過去に戦没した軍人・軍属を慰霊する民間建立の慰霊碑で「忠霊塔」「忠魂碑」「招魂塚」などの名称は問わず対象とした。
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