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号外大飯原発の設置許可取り消し 原告側勝訴 大阪地裁判決
昭和史のかたち

同時代史から歴史へ=保阪正康

語り継ぐ姿勢、定着を実感

 昭和史が同時代史から過去の歴史へと移行しつつあると、この8月は実感として受け止めることができる。いくつかの講演をしてみてわかるのだが、近現代史の話を聞きに来る人は、8月には意外に40代、50代が多い。多分、この月は「戦後」という語が目につくためであろう。夏休み中の高校生などがいることもあり、同時代史的な感覚では話は通じない。

 これまで10代から40代の各世代から受けた質問によって、「ああ、昭和史は歴史に入ったなあ」とつぶやいてしまったことが何度かある。たとえば、「どうして国民の間に戦争反対の声が広がらなかったのか」「兵士に死ぬことを要求する軍事指導者はその権利を誰に与えられていると考えていたのか」「日本が日中戦争や太平洋戦争に入ってゆく理由はなぜ歴史的にきちんと説明されていないのか」などの質問は、同時代史的な感覚から…

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