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第103回全国高校野球選手権

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データも一員 中京学院大中京、8強生んだ記録員

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中京学院大中京のデータ野球を支える記録員の若山陽さん=兵庫県西宮市で2019年8月10日、朝比奈由佳撮影
中京学院大中京のデータ野球を支える記録員の若山陽さん=兵庫県西宮市で2019年8月10日、朝比奈由佳撮影

 

 中京学院大中京(岐阜)の武器は、社会人野球仕込みの本格的なデータ分析だ。その中心は記録員としてベンチ入りする若山陽(ひなた)さん(3年)。16日の東海大相模(神奈川)との3回戦は、狙い球をしぼり、中盤から終盤で巻き返す予測通りの展開に持ち込み、逆転勝ちで8強入りを決めた。

 2点差を追う七回、打者一巡の猛攻で7点を挙げ逆転に成功した。若山さんは「相手投手の変化球を見極め、甘く入った直球を打てるかが勝負だと話していた。それを徹底した結果が七回のビッグイニングにつながった」と振り返った。

 データ分析を指導しているのは、森昌彦コーチ(53)。NTT東海(当時)で都市対抗野球に出場したほか、1996年のアトランタ五輪で銀メダル獲得に貢献した。2016年から中京学院大中京でコーチを務め、投球やデータ分析を指導している。

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