特集

第104回全国高校野球選手権

第104回全国高等学校野球選手権大会(8月6日開幕)の特集サイトです。

特集一覧

勝敗は細部にあり 好走塁光る仙台育英、6歩のリードに見る須江監督の教え

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
【敦賀気比-仙台育英】六回裏仙台育英1死、千葉が内野安打を放ち、一塁を駆け抜ける=阪神甲子園球場で2019年8月17日、森園道子撮影
【敦賀気比-仙台育英】六回裏仙台育英1死、千葉が内野安打を放ち、一塁を駆け抜ける=阪神甲子園球場で2019年8月17日、森園道子撮影

〇仙台育英4-3敦賀気比●=17日・阪神甲子園球場(第101回全国高校野球選手権大会・3回戦)

 一塁走者の千葉(仙台育英)は、チームの約束通り自らの歩幅で6歩のリードを取った。1点を追う六回1死、大栄の打球が右翼方向へ飛ぶと、勢いよくスタートを切り、スピードを緩めることなく二塁を回って三塁へ滑り込んだ。

 リードの大きさ、スタートの判断の良さが好走塁となり、続く木村の同点の投前スクイズへつながった。もっとも、本人は「変な走塁になった」。大栄の右前打は予想より飛距離が伸びず、「(スタートを切るのが)怖くなった」という。好走塁にもかかわらず、一瞬遅れた判断で、余裕で到達するはずだった三塁に滑り込んだことを悔いた。

この記事は有料記事です。

残り298文字(全文605文字)

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする