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第104回全国高校野球選手権

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第101回全国高校野球

十四回激闘 星稜8強 奥川投手救う1発 /石川

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延長タイブレークで智弁和歌山降してベスト8に進出し、応援団へあいさつに向かう星稜の選手たち=阪神甲子園球場で、幾島健太郎撮影
延長タイブレークで智弁和歌山降してベスト8に進出し、応援団へあいさつに向かう星稜の選手たち=阪神甲子園球場で、幾島健太郎撮影

 夏の甲子園大会第11日の17日、石川代表の星稜は3回戦で和歌山代表の智弁和歌山を4-1で降し、24年ぶりの8強進出を決めた。今大会初のタイブレークに突入した激戦では、奥川恭伸投手(3年)が165球23奪三振と気迫あふれる投球を続ける中、延長十四回に福本陽生選手(3年)がサヨナラ本塁打を放ち、強豪同士の好勝負に終止符を打った。【川畑さおり、井手千夏、堀菜菜子】

 延長十一回を終えた星稜ベンチ。寺沢孝多投手(3年)が言った。「(延長十三回に入り)タイブレークいったらあかんぞ。ホームラン打たれるぞ」。星稜は昨夏の甲子園2回戦の済美(愛媛)戦で延長十三回タイブレークの末、サヨナラ負け。あの日、逆転サヨナラ満塁本塁打を浴びた寺沢投手の軽口に、仲間たちから笑いが起きた。昨夏を経験している東海林航介選手(3年)は「勝つイメージができていたので去年のことは頭をよぎらな…

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