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世界経済・見て歩き

英・ウェールズ地方 ウィルファ原発 新炉計画、揺れる島 日立「凍結」に歓迎と懸念

ウィルファB建設予定地

 英ウェールズ地方の西端に位置するアングルシー島。澄み切った青空の下に、ウィルファ原子力発電所が見えてきた。2015年に稼働を停止し、今は廃炉作業が進んでいる。

 「私だけの『秘密の庭』を見たい?」。原発のすぐ隣で養蜂業を営むケイティ・ヘイワードさんの案内でさらに原発に近づくと、小さな丘にたどり着いた。周囲は希少な鳥類が生息する自然保護区域。美しい海岸線を背にした樹木の緑が夏の日差しで輝いていた。

 この場所に新しい原子炉「ウィルファB」の建設を計画したのが日立製作所だ。12年に英原発事業会社ホライズンを買収。苦戦が続く日本の原発輸出の「最後のとりで」といわれ、20年代半ばの運転開始を目指していた。ヘイワードさんは「先祖からの歴史が詰まるこの美しい場所に原発を建てることは絶対にできない」と、ホライズンへの土地売却を拒否し続けてきた。

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