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沖縄戦

「鉄の暴風」が吹き荒れた沖縄戦から76年。約3カ月に及んだ地上戦は住民を巻き込み、日米合わせて計約20万人が犠牲となった。

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沖縄戦遺骨

待ち続け 故郷に父を帰したい 戦没者遺族・西田正伍さん77歳、望み託すDNA鑑定

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納骨堂で手を合わせる西田正伍さん=福岡県飯塚市で2019年8月13日、蓬田正志撮影
納骨堂で手を合わせる西田正伍さん=福岡県飯塚市で2019年8月13日、蓬田正志撮影

 戦後74年を迎えた今も、多くの戦没者遺族が遺骨の帰りを待ち続けている。日本側だけで18万人以上が犠牲になったとされる太平洋戦争末期の沖縄戦で、工兵だった父の西田巧さん(当時38歳)を亡くした正伍さん(77)=福岡県飯塚市=もその一人。遺品がなくても遺骨をDNA鑑定する厚生労働省の試行的な取り組みに望みを託したが、特定には至らなかった。【蓬田正志】

 「故郷に帰せるものなら帰したい」。今月13日朝、飯塚市にある常楽寺の納骨堂で正伍さんが手を合わせた。だがそこに巧さんの遺骨はない。

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