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あおり運転、どうすればいいの? 窓・ドアは絶対、開けてはいけません

捜査員らに身柄を確保される宮崎文夫容疑者(中央)=大阪市で2019年8月18日午前、近隣住民提供の動画から

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 車を運転中にあおり運転に遭遇した場合、どう対処すればいいのか。

誰でも遭遇する可能性

 専修大の森武夫名誉教授(犯罪心理学)は「ドライバーは自動車という防御された空間の中にいる影響で気分が高揚し、大胆な行動を取ってしまうことは宮崎文夫容疑者に限らない」と指摘し「そういう意味では、運転していればあおり運転に遭遇する可能性は誰でもあり得る」と話す。

安全に停車、相手にせず警察へ

 被害に遭った場合の対応について、帝塚山大学長の蓮花(れんげ)一己教授(交通心理学)は「安全な場所に停車して警察を呼ぶことが大切だ。高速道路なら最寄りのサービスエリアに、一般道ならガソリンスタンドなど人のいる所に逃げ込み、警察に連絡してほしい」と話す。

 今回の事件では、被害者車両は宮崎容疑者の車両に割り込まれ、高速道路上で停車させられたが、蓮花教授は「高速道路での停車は非常に危険。止まるとしても、できるだけ路肩に寄せてすぐ警察を呼ぶべきだ。相手が何を言ってきても窓を開けたり、車外に出たりして応じてはいけない。相手にしないことが大切」と話す。

ドラレコなくても記録を

 また、宮崎容疑者の行為がドライブレコーダーに映っていたが、「たとえ機器がなくても、車のナンバーを控えて、できれば映像を確保して証拠を残しておくことも重要だ」と助言する。【向畑泰司、巽賢司】

大事故になる「あおり運転」

 過去には、あおり運転が原因で死者が出る大きな事故も起きている。2017年6月5日には、神奈川県大井町の東名高速で、あおり運転で停車させられたワゴン車にトラックが追突し、ワゴン車に乗っていた夫婦が死亡した。あおり運転をしていた男は自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われ、18年12月に横浜地裁で懲役18年の判決を言い渡された。

殺人罪となった例も

 また、18年7月に車であおり運転をしてオートバイに衝突して、男子大学生を死亡させたとして殺人罪に問われた男に対し、大阪地裁堺支部は今年1月、懲役16年の判決を言い渡している。

 社会問題化を受け、警察庁は18年1月、免許停止の行政処分適用と取り締まりの積極化を求める通達を出した。道交法の車間距離保持義務違反での取り締まりは18年で1万3025件と、前年の7133件から大きく増えた。【曽田拓】

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