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移転する「おふくろの味」警察署長が感謝状 滋賀・高島

滋賀県警高島署員に「おふくろの味」を届け続ける玉木忍さん(左)に感謝状と県警マスコット「けいたくん」の信楽焼の置物を贈る藤井紀夫署長=同県高島市今津町の「喫茶・食事30番」で2019年8月19日午前10時32分、塚原和俊撮影

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 署員の昼食に「おふくろの味」を長年届けてくれてありがとう――。滋賀県高島市今津町の琵琶湖汽船今津港営業所の2階で「喫茶・食事30番」を経営する玉木忍さん(62)に19日、県警高島署の藤井紀夫署長から感謝状が贈られた。2011年の開店から同署に昼食を配達していたが、営業所の改築により20日で閉店・移転するためで、玉木さんは「ランチの献立を考え続ける8年半だった。うれしいです」とはにかんだ。

19日の日替わりランチは豚肉のショウガ焼き。みそ汁、副菜にふりかけも付く=滋賀県高島市今津町の「喫茶・食事30番」で2019年8月19日午前10時51分、塚原和俊撮影

 今津港はJR湖西線近江今津駅の東約250メートルにあり、琵琶湖・竹生島への観光船が発着する。「30番」は11年3月に開業し、竹生島にある宝厳寺が「西国三十三所観音霊場」の30番札所であることから店名にした。観光船の乗客のほか、地元の住民らに食事や飲み物を提供してきた。

 34席ある店内からは琵琶湖の眺望がよく、日替わりの手作りランチが名物。当初は500円の「ワンコイン」だったが、14年の消費税引き上げで540円になっても人気は衰えなかった。竹生島への初詣客ら向けに元日から営業し、店が休みになるのは年末の3日間ほどだった。

 開店後ほどなく、近所の高島署から毎日のようにランチの注文が入るようになり、署員の胃袋を満たし続けた。この日、藤井署長が渡した感謝状には「悪天候で今津港利用者がいない状態でも無休で献身的に尽力」ともつづられた。藤井署長は「先日の台風10号で船が止まっても、年始でも配達してくれた。量もたっぷりのおふくろの味で、単身赴任や独身の署員には大変ありがたい」と感謝した。

 店は来月中旬、現在地から約450メートル西に移転して開店する予定。高島署への配達は続けたいという。【塚原和俊】

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