三大ピラミッド3Dデータ生成 石材の細部、把握可能 建設の謎解明へ

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エジプト・ギザの三大ピラミッドの写真。右手前から奥へ順にクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド=河江肖剰名古屋大准教授撮影・提供
エジプト・ギザの三大ピラミッドの写真。右手前から奥へ順にクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド=河江肖剰名古屋大准教授撮影・提供

 エジプトの世界遺産で約4500年前に建設されたとされる「ギザの三大ピラミッド」の大量の画像から、高精細三次元(3D)データとコンピューターグラフィックス(CG)を生成することに成功したと、河江肖剰(ゆきのり)名古屋大高等研究院准教授(エジプト考古学)が率いる産学共同チーム「ギザ3Dサーベイ」が18日発表した。同チームによると、ピラミッドの外観にかかわる詳細なデータを得たのは「世界初の成果」で、今後ウェブサイトなどで公開する。河江准教授らは「内部構造や建設方法などの謎の解明に向けて、国際的に活用されればうれしい」と話している。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 河江准教授によると、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の墳墓とされる三大ピラミッドではこれまで、全体の精密な3D計測は行われていなかった。チームは2017年、エジプト当局の許可を得て現地スタッフが撮影したドローン映像約3万枚を取得。ピラミッドをたびたび特集しているTBSの番組「世界ふしぎ発見!」の制作会社、テレビマンユニオンや、米国の学術振興団体ナショナルジオグラフィック協会などの協力も得た。

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