劇作家・演出家の東憲司が率いる劇団桟敷童子が結成20周年を迎え、23日から9月1日まで、東京・新宿のサンモールスタジオで、新作「堕落ビト」を上演する。
「まさか20年続くとは思っていませんでした」と東。1999年に9人で旗揚げし、現在の劇団員は13人。うち5人が創立メンバーだ。
「堕落ビト」は東の筆名であるサジキドウジ作。戦後の福岡の山村での出来事が題材となっている。
「20年以上前に本で読んだ、九州大生が交際相手の小学校教諭に堕胎手術をして死なせてしまった、という事件が強烈に頭に残っていました。分別のあるはずの男女がなぜ、そんなことをやったのかに関心を持ちました」
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