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研究現場は今

第1部 博士/5 キャリア、多様な選択肢を 講座開き経験者の話聴く /京都

京都大大学院生命科学研究科の講義で、博士号を取得した後のキャリアパスと、博士の意義について語る中原剣さん(左奥)=京都市左京区の同大で、菅沼舞撮影

 京都市左京区の京都大吉田キャンパスの一角で7月、博士号取得後のキャリアパスに関する講座が開かれていた。講師は高い専門性を持ちながらもアカデミア(大学・研究機関の教員・研究者など)以外の道を歩む理系の博士人材で、対象は京大大学院生命科学研究科の博士課程の院生だ。研究の合間を縫って20人ほどが参加し、「先輩」の経験談に耳を傾けていた。

 最先端のバイオサイエンスをリードする京大大学院生命科学研究科ではここ数年、博士課程進学者の減少が課題となっている。新卒採用が圧倒的多数の日本では、博士人材は「専門性が高いが視野が狭く扱いにくい」「年齢が高く給料も高い」などの先入観を持たれがちで、一般企業への就職が難しい。アカデミアの受け皿も足りないとなれば、博士課程進学は敬遠されてしまう。講座は博士号取得後の多様なキャリアの選択肢を紹介すること…

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