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経済観測

中国経済の転機と人民元=国際公共政策研究センター理事長・田中直毅

田中直毅 国際公共政策研究センター理事長

 米中経済摩擦が深刻化するなか、世界中の株価や外国為替相場は一喜一憂の値動きを続ける。7月の中国の輸出額は6月に続いて対前年同月比でマイナスになると一般的に予想されていたが、3・3%増と発表された。これだけの材料で世界的に株価水準が少し戻った。しかし、今後も回復基調が続くとは考えにくい。あまりにも売り込まれたので、少し買いを入れる筋がいたのだろう。

 対ドル人民元安もめどがつきにくくなった。1ドル=7元の水準がいったん突破されれば、その後の均衡水準は測りようもないとの見方が多いなか、8月5日には7元台まで元安が進んだ。中国の通貨安が次の経済と経営の課題浮上に直結するとの見方は、中国内部でも根強い。中国の民間部門では対外債務を抱え込んだ業界が少なくなく、彼らは人民元で稼いで、外貨で借金返済をせざるをえない。元安で肩にかかる重荷は一挙に増すのだ。

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