メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SNSで香港デモ巡り政治的対立あおる投稿繰り返したアカウント削除 中国政府関与の疑いも

18日のデモでは「良知」(人間が生まれながらに持つ知恵や良識)を訴え、暴力的な行為をいさめるプラカードも多く掲げられた=香港中心部のビクトリア公園で2019年8月18日午後2時41分、福岡静哉撮影

[PR]

 米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のツイッターは19日、香港で続く大規模な抗議デモを巡り、政治的対立をあおる投稿を繰り返したとして、中国から発信された計936件のアカウントを削除したと発表した。米フェイスブック(FB)も同日、ツイッターからの情報をもとに同様のアカウントを削除。両社は一連の投稿が、中国政府の関与した情報操作の疑いがあるとしている。

 両社の発表によると、削除されたアカウントでは、建物のガラスを割るなどのデモ隊の写真とともに「香港にこのような過激な連中はいらない。ここから出て行け」とツイートしたり、ヘルメットとガスマスクで身を固めたデモ隊を中東の過激派組織「イスラム国」(IS)メンバーと比較する写真を投稿したりしていた。

 ツイッターは、問題のアカウントが「抗議活動の正当性を損なうなど政治的対立をあおる行為を意図的に試みていた」と指摘。さらに「国家の支援を受けた組織的活動であることを裏付ける証拠がある」として、名指しは避けつつも中国政府が一連の投稿に関与している疑いに言及した。

 一方、FBは偽のアカウントを使用して香港の抗議行動を扱っていた五つのアカウントと三つのグループ、七つのページを削除。FBは「この活動の背後にいる人々は身元を隠そうとしたが、調査の結果、中国政府関係者とのつながりを発見した」と指摘した。

 中国ではツイッターやFBなど国外SNSへのインターネット接続は規制されているが、問題のアカウントの大半は、規制を回避できる「VPN」と呼ばれる接続方法を使って中国国内から発信されていた。【ワシントン中井正裕】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 治安 半グレ、石垣島に進出 繁華街で悪質客引き、店舗を脅迫「つぶすってことだよね」  /沖縄

  2. 小中学校 進む熱中症対策 登下校時、プール…新たな課題も

  3. 116歳で世界最高齢の女性へ記念品 敬老の日に福岡知事

  4. 大坂なおみ選手「次は私に話してほしい」 日清アニメPR動画削除

  5. かべちょろ 「かべちょろ」の謎探る 北九州の博物館学芸員、都城出身・江頭さん 呼び方で日本初の学術的アンケート /宮崎

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです