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福島・広野産の「奇跡のバナナ」初収穫 9月下旬から売り出し

たわわに実をつけたバナナの房にハサミを入れる内堀雅雄知事(左)と遠藤智・広野町長=福島県広野町下北迫で2019年8月19日、乾達撮影

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 東京電力福島第1原発事故で一時全町避難した福島県広野町の温室で19日、町振興公社が昨年9月に栽培を始めた国産バナナが初めて収穫された。バナナの木は2・5~3メートルに育ち、約15センチの緑色の果実をつけた。公募で決まった名称は「朝陽に輝く水平線がとても綺麗(きれい)なみかんの丘のあるバナナ」で、9月下旬から愛称「綺麗」の名で売り出す。来春までに約3万5000本の収穫を予定。当初150株だった苗木は335株に増やす。

 国産バナナは、岡山県の農業法人が氷点下60度でいったん凍結することで寒冷地でも育つよう苗を開発し「奇跡のバナナ」とも呼ばれる。一般に市販されているものとは異なるグロス・ミシェル種で味わいが濃厚。1本648円で売られた実績もある。国内には害虫がおらず無農薬栽培のため、皮ごと食べられる。繰り返し食べてもらえるよう300円程度での販売を目指す。

 温室のある二ツ沼総合公園の直売所、近くの「Jヴィレッジ」、いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」で販売。首都圏の百貨店などでの販売も目指す。

 中津弘文社長は「自分の子どものように、ちゃんと育つのかと見守ってきた。バナナを通じ広野が元気になったことを情報発信していきたい」。収穫式に臨んだ内堀雅雄知事も「『福島にはハワイアンズがあるだけでなく、バナナもできるのか』という驚きとともに、全国の人に訪れてほしい」と期待を込めた。【乾達】

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