ジビエ、野性呼び覚ます 駆除肉を猛獣の餌に 福岡・大牟田市動物園

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 農業被害を防ぐために駆除されたシカやイノシシをライオンやトラなどの餌として与える大牟田市動物園(福岡県大牟田市)の取り組みが注目されている。九州大の協力を得て2年前に始めた取り組みは、野生動物本来の行動を呼び覚ますことで、オリの中での生活でたまったストレスを軽減するとともに、駆除した害獣の活用法としても期待される。

 今月10日、雌のホワイトタイガー、ホワイティに鹿児島・屋久島で捕獲されたヤクシカを与える様子が来園者に公開された。「ホワイティが野生と同じような行動ができ、駆除されたシカの命も役立てています」。飼育員の伴(ばん)和幸さん(32)が獣舎前に集まった約40人の親子連れらにそう解説し、頭と内臓を取ったヤクシカを獣舎の中に置いた。

この記事は有料記事です。

残り897文字(全文1219文字)

あわせて読みたい

注目の特集