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かつて「就職氷河期」(おおむね1993年~2004年卒)で足止めをくらい、希望を奪われた人たちは現在、30代半ばから40代後半。今も多くが非正規の仕事を繰り返すなど、苦悩を抱え、生き抜いている。
低い給料、スキル研修なし…実態は非正規「名ばかり正社員」 ジャーナリスト小林美希さん
毎日新聞
2019/8/22 07:00(最終更新 8/23 13:56)
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雇用状況が不安定な氷河期世代は、非正規社員の数が上昇し、その悪質な労働環境が問題化した。だが第4回で取り上げたように、実態は非正規と変わらない「名ばかり正社員」も軽視できない。「ルポ“正社員”の若者たち 就職氷河期世代を追う」(岩波書店)などの著書がある労働経済ジャーナリスト、小林美希さんに「名ばかり正社員」の実態について尋ねた。【江畑佳明/統合デジタル取材センター】
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