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「突然画像が表示されて」「自分は特定されているのか」エアドロップ痴漢 被害女性、パニックに

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 iPhone(アイフォーン)などに搭載されているデータ通信機能「AirDrop(エアドロップ)」を悪用し、面識のない人に女性の裸の画像を送りつけたとして、福岡県警早良署は20日、福岡市西区の会社員の男(37)を県迷惑防止条例違反容疑で福岡区検に書類送検した。「エアドロップ痴漢」と呼ばれる同様の手口の犯罪は全国で相次いでおり、県警は注意を呼びかけている。

         ◇

 「突然、アイフォーンに画像が表示されて」。埼玉県の会社員の女性(33)は、「エアドロップ痴漢」被害に遭った昨年6月のことを鮮明に覚えている。

 午前8時ごろ、東京都北区内を走るJRの車両は通勤・通学の人たちで満員だった。いつもと変わらぬ出勤途中の朝。女性のアイフォーンに男性の下半身を写した画像が表示された。女性は思わず画面を背けた。

 しかしその画面を周囲に見られるのも嫌だ。すぐに受信を拒否し、驚きながらも「気持ち悪いと思ったけれど、送り先を間違えたのだと思った」。しかし即座に同じ画像が再び届き、表示された。「自分は特定されているのだろうか」。パニックになりながら再び拒否した。3度目はなかった。

 事件以降はエアドロップの設定を「受信しない」にしており、同様の被害には遭っていない。「事件前からエアドロップは利用していたが、当時は『エアドロップ痴漢』なんて言葉も知らなかったし、突然悪用されるなんて思いもしなかった」と振り返る。被害が相次いでいると知ったのは、約1カ月後にテレビでニュースを見たときだった。

 「大人の自分でも本当に気持ち悪くて嫌だったが、もし中学生や高校生のような少女が受けたらトラウマになってしまうのではないか」。自分と同じような被害がなくなってほしいと強く願っている。【佐野格】

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