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災害関連死を含む77人が犠牲になった広島土砂災害は20日、発生から5年を迎えた。大きな被害を受けた広島市安佐南、安佐北の両区では追悼式典が営まれ、遺族や住民が犠牲者をしのんで花を手向けた。最多となる53人が死亡した安佐南区の八木地区ではこの日未明、火をともした紙灯籠(とうろう)で「8 20」の文字をつくり、砂防ダムの建設が進む被災地をほのかな光が浮かび上がらせた。
八木地区の紙灯籠にはこの日、土砂災害が発生した時刻とされる午前3時50分ごろに火がともされた。地元町内会などが開いた催しで、紙灯籠には住民らが「忘れません」「一歩ずつ進んでいきます」などと言葉を記入。参加した遺族らが手を合わせた。
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