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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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明石商・重宮 一時は辞意を漏らした主将が、「原点」に戻りチームを立て直すまで

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【履正社-明石商】六回裏に二塁打を放った明石商の重宮涼選手=阪神甲子園球場で2019年8月20日、玉城達郎撮影
【履正社-明石商】六回裏に二塁打を放った明石商の重宮涼選手=阪神甲子園球場で2019年8月20日、玉城達郎撮影

 第101回全国高校野球選手権大会の準決勝で、履正社(大阪)に敗れた明石商(兵庫)。今春のセンバツに続き、4強の壁は破れなかった。重宮涼主将(3年)は試合後、「今までついてきてくれてありがとう」とナインへの感謝の気持ちを語った。

「春4強」で浮かれた気持ちに支配されたチーム

 「センバツ4強」の後、チームの雰囲気ががらりと変わった。多くの報道陣が訪れ、試合の見学者も急増。「誰かに見られている」という意識がチーム全体に広がり、浮かれたような気持ちに支配され、全力疾走などの当たり前のことをおろそかにする姿も見られた。春季県大会は3回戦敗退。「自分の責任だ」と思った。

 「キャプテンはチームで一番考えて一番動くべき存在」との思いから、一人で悩み込んだ。6月上旬、サードでノックを受けている時に浦井佑介部長(38)からミスを指摘された。自分のプレーも磨かないといけない。頭がいっぱいになり、思わず泣いてしまった。

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