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豪華霊きゅう車、海外走る モンゴルなど文化にマッチ 葬儀簡素化、日本では激減

宮型霊きゅう車をモンゴルに寄贈し、感謝状を受け取る荒木由光さん(右)=2006年、荒木さん提供

 豪華な装飾が施された「宮型霊きゅう車」。国内では葬儀の簡素化の影響などで減っているが、外国で人気という。一体なぜ?【山口朋辰】

 霊きゅう車の起源は、ひつぎを輿(こし)に乗せ、列を組んで運ぶ「野辺送り」にある。国際日本文化研究センターの井上章一教授によると、郊外の火葬場の増加などに伴ってひつぎをトラックで運ぶようになり、1910年ごろに米国製の霊きゅう車が登場。30年ごろまでに国産が普及した。

 しかし、「当時の人々にはにぎやかな野辺送りへの未練と近代化への抵抗があった」(井上教授)。このため、にぎやかな葬列を思わせる豪華な装飾が施されたのではないかという。全国霊柩自動車協会(東京)などによると、戦時中の反動で戦後に立派な葬儀を望む傾向が強まったこともあり、80年ごろには神社や寺院のような外見で、極楽浄土やハスの花の彫刻があしらわれた現在の「宮型」になった。

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