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 江戸時代の休暇は盆と正月だけだった。年2回しかない。いかにも「ブラック」である。しかし人口の約8割を占める農民および在所の商人や職人は、風土と季節に合わせて働いている。相手は植物や生き物なのだから、「9時から5時まで労働。土日は休み。有給休暇あり」というわけにはいかない。農繁期に働いて、農閑期には休むかまたは家の中の仕事に切り替える。一日のスケジュールも、早朝に働いて朝食をとり、また働いて午後は早く切り上げる。キリスト教の神様が決めた休日は無いが、月1回の節句や10日ごとの区切りはあって、その時はいつもと違う楽しみもあった。

 なかでも盆は特別な休みだった。なにしろ亡くなった人たちも家ないしは集落に戻って来る。おそらく盆は、…

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