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熱血!与良政談

戦後74年、子どもの貧困=与良正男

 この夏読んだ1冊の本を紹介したい。1947年生まれの児童文学作家、中島信子さんが書いた「八月のひかり」(汐文社)。子どもの貧困という問題を少女の視点から描いた作品である。

 小学5年生の美貴は母と弟の3人暮らし。父と離婚した母はスーパーで働く。その母も貧しい家庭で育った。美貴は母に暴力をふるっていた父の姿を覚えている。

 給食のない夏休みはつらい。ソース味、マヨネーズ味……。美貴は母の代わりに毎日キャベツを料理して弟と食べる。母が病気で倒れ、その調味料さえ買えなくなりつつある。電気代節約のためクーラーもつけられない。

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