あいちトリエンナーレ

「見る権利、奪わないで」 少女像作家ら声明

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用紙を破り捨てた展示内容に変更し、抗議を示すモニカ・メイヤー氏の作品=名古屋市中区の名古屋市美術館で2019年8月20日、兵藤公治撮影
用紙を破り捨てた展示内容に変更し、抗議を示すモニカ・メイヤー氏の作品=名古屋市中区の名古屋市美術館で2019年8月20日、兵藤公治撮影

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」内の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、企画展に出展した作家16組のうち3組が20日までに、芸術祭実行委員会に声明書をそれぞれ提出したことが判明した。企画展の再開と声明書の会場掲示などを求めた。

 展示後に脅迫的な抗議があった、元従軍慰安婦を題材にした「平和の少女像」の作家、金運成(キムウンソン)、金曙〓(キムソギョン)夫妻も声明書を作成。中止されるまでの3日間を「(鑑賞する)日本の人々の姿は落ち着いていた」と振り返った上で、「脅迫に屈服する姿に、正義と真実さえ覆い隠そうとしているのではないかとの疑いを持つ」と中止を決めた実行委を批判。「展示を見る権利を日本の市民から奪わないでください」と再開を求めた。夫妻は元慰安婦の写真を出展した安世…

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