医療機関

揺れる外国人への対応 在留資格確認できない/日本語会話できない 事故懸念、診療お断りも

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外国人受け入れの拠点病院になっているNTT東日本関東病院=東京都品川区で2日
外国人受け入れの拠点病院になっているNTT東日本関東病院=東京都品川区で2日

 外国人労働者や海外からの観光客が増える中、外国人の受診に厳しい要件を付ける医療機関が出てきている。受け入れ拠点として国の補助金を受けている病院ですら、診療拒否とも取れる説明をしていた例がある。新たな収益の柱となり得る一方、多言語対応の不十分さから医療事故や医療費未収などを招く恐れもある外国人患者受け入れに、医療機関側も揺れている。【熊谷豪】

 外国の大使館や大使公邸が建ち並ぶ東京・五反田。国際色豊かな場所にある総合病院「NTT東日本関東病院」は、外国人も安心して受診できるようにと、通訳やコーディネーターを置いている。2018年度時点で全国31カ所しかない国指定の外国人受け入れ拠点の一つだ。周辺の医療機関に助言する役割も期待され、同年度までの3年間で国から888万円の補助を受けた。治療目的の来日も積極的に受け入れている。

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