スポーツクライミング

世界選手権 野口、得意種目で挽回 30歳、銀で東京五輪切符

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女子複合決勝のボルダリングで第3課題を攻める野口啓代=東京・エスフォルタアリーナ八王子で2019年8月20日、宮間俊樹撮影
女子複合決勝のボルダリングで第3課題を攻める野口啓代=東京・エスフォルタアリーナ八王子で2019年8月20日、宮間俊樹撮影

ボルダリング、経験糧に本領

 最初の苦手種目、スピードで8人中7位と失速したが、野口には勝算があった。「失敗しても気にしなかった。ボルダリングで1位を取ることしか考えなかった」。2種目めの得意なボルダリングで巻き返して、堂々の2位。「イメージよりもいい結果だった」と胸を張った。

 経験豊富な30歳の野口でも五輪代表が懸かる一戦に重圧と不安を抱えていた。しかし得意種目になると自然と集中力がよみがえった。

 3課題に挑むボルダリングで、1課題目は狭く入り組んだホールド(突起物)をうまく体を使ってつかみ、1回で完登。パワーが求められた2課題目も指先の力で踏ん張って登り切った。パワーと技術力の両方が求められる課題にも対応し、狙い通りにボルダリングで1位を奪取。五輪切符をたぐり寄せた。

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