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9月20日開幕のW杯日本大会まで1カ月。ラグビーは多様性が尊重される。「ONE TEAM」として結束する各国・地域の現状を追った。

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ラグビーW杯 開幕まで1カ月/1(その2止) 共生のスクラム固く

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W杯に向けて練習するリーチ・マイケル(中央)ら日本の選手たち=北海道網走市で2019年8月20日、長谷川直亮撮影
W杯に向けて練習するリーチ・マイケル(中央)ら日本の選手たち=北海道網走市で2019年8月20日、長谷川直亮撮影

 

日本代表・リーチ主将「人と違っていい」 父はNZ・母フィジー出身

 木造のクラブハウスの壁には、ニュージーランド(NZ)代表「オールブラックス」入りした選手ら歴代メンバーの集合写真が並んでいた。ラグビーの強豪、NZ南島のクライストチャーチ市にあるバーンサイド・ラグビーフットボールクラブ。1998年に撮影された10歳以下チームの集合写真で、細身の少年がはにかんでいた。日本代表不動の主将、リーチ・マイケル(30)=東芝=の原点があった。

 NZ出身の父コリンさん(62)とフィジー出身の母イバさん(59)の下、4人きょうだいの3番目として、クライストチャーチで生まれ育った。5歳でラグビーを始めた頃を、イバさんは「女の子のように小さかった」と振り返る。引っ込み思案だった15歳の少年は2004年夏、ラグビーを通じて交流のあった札幌山の手高への留学を決めた。

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