メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

大外刈り訴訟 技の危険性認めるも賠償請求は退ける 福岡地裁

生前のまま自宅に残されている彩さんの勉強机。本人の写真の他、中学校から死後に贈られた卒業証書も飾られていた=福岡市博多区の自宅で2019年1月17日正午、平川昌範撮影

 柔道の部活動中に大外刈りで投げられ、死亡した中学1年の女子生徒(当時13歳)の父親が、過去に重大な事故も起きている大外刈りを小中学生には禁止すべきだったとして、全日本柔道連盟(全柔連)に3000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、福岡地裁であった。徳地淳(とくち・あつし)裁判長は大外刈りの危険性を認めつつ「初心者への指導の徹底などで重大事故の抑止は可能。一律に禁止すべきだとはいえない」として請求を棄却した。

 訴えていたのは福岡市博多区の大場重之さん(53)。判決によると、娘の彩(あや)さんは2015年4月に福岡市立席田(むしろだ)中に入学し、柔道部に入部。それまで柔道経験はなく、同5月、かける技を事前に相手に伝えてから投げる「約束練習」の際、大外刈りを受けて頭を強打し意識不明となり、5日後に死亡した。

この記事は有料記事です。

残り1166文字(全文1525文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「市にうそつきと思われショック」児童扶養手当、突然の打ち切り 元夫の意外な行動

  2. ORICON NEWS 香取慎吾、SNS上の誹謗中傷を捜査する刑事役「ドラマが持っている力」に期待

  3. 「地域から協力金集めて慰安旅行」 幽霊消防団員巡り告発続々 地域社会にあつれき

  4. 「こんな日が来るとは」 大相撲・大栄翔の埼玉出身力士初Vに県民歓喜

  5. #自助といわれても 気づいたら全財産103円 42歳女性が「見えない貧困」に落ちるまで

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです