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「ハイパーカミオカンデ」建設へ 文科省が概算要求へ 岐阜・飛驒

文部科学省=東京都千代田区で、長谷川直亮撮影

 文部科学省は、物体をすり抜けて飛び交う素粒子ニュートリノを検出する次世代観測施設「ハイパーカミオカンデ」を岐阜県飛驒市に建設するため、来年度予算の概算要求に地盤調査費や開発費として計十数億円を盛り込む方針を固めた。計2度のノーベル物理学賞受賞につながった「カミオカンデ」「スーパーカミオカンデ」の後継施設で、2027年の完成を目指す。

 ハイパーカミオカンデは飛驒市神岡町の山中にあるスーパーカミオカンデの近くの地下に建設される。直径74メートル、高さ60メートルの円筒形で内部に約4万本の超高感度の光検出器を備える。最大26万トンの純水を満たし、飛来したニュートリノが水と衝突した際に出るわずかな光を捉える仕組み。水量はスーパーカミオカンデの約5倍で、検出能力は約10倍に上がると期待される。

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