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余録

お盆に故郷の墓参りができなかった人もいるだろう…

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 お盆に故郷の墓参りができなかった人もいるだろう。そんな人のため、ふるさと納税の返礼として墓の清掃を代行する自治体が増えている。地元の高齢の親が墓守をする負担を減らすことにもなるから人気があるという▲近年、この時期にちょっと困った代行業も注目されている。夏休みの宿題である。自由研究、絵日記、読書感想文、作文……。インターネットで広く知られるようになった。当然、料金はかかる▲こちらは子供の負担を減らし、受験勉強に集中してほしいという親が頼むケースが多いらしい。宿題を出した学校の先生たちはどう思うのか。それはともかく、当の子供たちがどう感じているのか、気になる▲その受験も、主役が取って代わる時が来るかもしれない。将棋や囲碁の対局でプロを打ち負かしているAI(人工知能)だ。東大合格を目指した「東ロボくん」のプロジェクトも関心を呼んだ。だが、そのプロジェクトを担当した数学者、新井紀子(あらい・のりこ)さんの著書「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」を読むと目からウロコが落ちる▲計算機であるAIは、ものごとの「意味」を理解できない。だから「文章の読解」が苦手だ。人間にしかできないことはまだまだある。なのに、今の中高生はその能力が低いという▲AI時代が到来してもAIでは代行できない人材が育成されていない、と新井さんは心配する。代行ではなく、自分にしかできないこととは何だろう。そんな夏休みの自由研究に自力で挑戦してみてはどうか。

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