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木語

無理筋の武力介入=坂東賢治

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 返還後の香港について議論が続いていた1984年5月、全国人民代表大会(全人代)の開会中に中国軍の香港駐留をめぐって混乱が起きた。当時の全人代副委員長が香港記者の質問に「派遣しないことも考えられる」と答え、トウ小平氏の怒りを招いたのだ。

 トウ氏は香港代表らの会議に参加し、メディアの前で「でたらめを言っている」と副委員長をなじった。トウ氏にとっては軍の存在こそが中国の主権回復の象徴だった。約6000人の部隊の主力は返還当日の97年7月1日午前6時、豪雨の中を香港入りした。

 「逃亡犯条例」改正案の反対運動が続く香港を威圧するように隣接した深センに武装警察部隊が集結した。中…

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