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検証

原発、緊張感ある検査に 来年4月「抜き打ち」導入

玄海原発3、4号機の補助建屋で仮設ケーブルなどをチェックする菊川明広・玄海原子力規制事務所長(左から2人目)ら=2019年7月26日、岩間理紀撮影

 原発の運転や管理が安全かを監視する国の検査制度(原子力規制検査)が、来年4月に変わる。決められた項目だけを確認する「チェックリスト」方式から、緊張感のある検査ができるよう検査官がいつでも施設に自由に立ち入り確認できる、抜き打ちの「フリーアクセス」方式へ転換する。九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)で原子力規制委員会の検査官に同行し、新制度に向けた試験運用の現場を取材した。【岩間理紀、荒木涼子、竹林静】

 「ゴーッ」。玄海原発3、4号機(出力各118万キロワット)の共用タービン建屋では、原子炉格納容器から送られた蒸気で回転するタービンがうなるような音を響かせていた。高温の蒸気が通るパイプが建屋内を行き交い、室温は40度近くに達している。規制委の出先機関・玄海原子力規制事務所の菊川明広所長(46)ら5人の運転検査官は7月26日、午前10時になると建屋内に散っていった。

 「火災の原因になるような資材は置いていないか」「重大事故などが起きた際、対処できるようなスペースが確保されているか」

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