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香港デモ「1国2制度の失敗」との見方も 台湾の変化考えるシンポで

国際シンポジウム「変容する現代台湾 政治・社会意識の変化とソフトパワーの魅力」で台湾の社会変化などについて話し合うパネリストたち=東京都千代田区の日本記者クラブで2019年8月22日、八木正撮影

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 台湾の社会変化を考える国際シンポジウム「変容する現代台湾 政治・社会意識の変化とソフトパワーの魅力」(アジア調査会主催)が22日、東京の日本記者クラブで開かれた。民主化の進展と共に台湾人としてのアイデンティティーが強まる中、世界に向けて発信力を増す台湾の現状などを討論した。

国際シンポジウム「変容する現代台湾 政治・社会意識の変化とソフトパワーの魅力」で台湾の社会変化などについて話し合うパネリストたち=東京都千代田区の日本記者クラブで2019年8月22日、八木正撮影

 中央通信社の張瑞昌社長▽ジャーナリストで大東文化大特任教授の野嶋剛氏▽小笠原欣幸・東京外国語大大学院総合国際学研究院准教授▽坂東賢治・毎日新聞論説室専門編集委員の4氏が登壇した。

 張氏は、民主化の歩みについて「自由と民主主義を養分にした土壌を育てた」と高く評価。さらに「逃亡犯条例」改正問題を巡って抗議デモが続く香港情勢について「中国の『1国2制度』の失敗を世界に証明した。独裁と民主主義の共存は不可能だ」と述べた。

 野嶋氏は「中国の影響力増大により台湾は国際社会で孤立を深めているが、(台湾の)蔡英文政権はアジア初の同性婚合法化や脱原発推進など先進的な取り組みを実践してアジアでトップランナーの役割を果たし、存在感を増している」と指摘した。

 また、小笠原氏は、来年1月の総統選挙情勢について分析。トランプ米政権の台湾へのF16戦闘機売却決定が及ぼす影響について「米国が台湾を真剣に守ってくれると、有権者の意識にいかに入り込むかがカギとなる。次期総統選では、有権者はこれまで以上に厳しい選択を迫られる」と話した。【鈴木玲子】

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