メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

夏休み明け、増える子供の自殺・不登校 「安心感・安全感」でSOS受け止め

悩んでいるときの主な相談先

 夏休みが明け学校が始まる時期は、子どもの自殺が増えるとされる。若年層の自殺を減らすことは、日本の喫緊の課題だ。子どもが発するSOSや、学校へ行けずに苦しんだ不登校経験者のメッセージに耳を傾け、どうすべきか考えたい。

選択肢提示で「行ける方法」模索 親も周囲に相談を

 毎年、小中学校の夏休みの終わりが近づくと、小林正幸・東京学芸大教授(教育臨床心理学)のところには、子どもの言動を心配する親からカウンセリングの依頼が来る。「宿題が終わらない」。そう言って学校に行きたがらない子が多いため「手伝えることなどを示し、子どもが選べるようにして」と提案するという。

 文部科学省による小中高校の問題行動調査(2017年度)によると、自殺した児童生徒が置かれていた状況は「不明」が56%で圧倒的に多く、進路や異性、いじめなどの問題が見えていたケースは少数だ。ただ、小林教授は「不登校と自殺は、嫌なことから逃れたい思いが根本にある点でメカニズムは同じ」と指摘し、親をはじめ周囲がそうした兆候に敏感でいる重要性を訴える。

この記事は有料記事です。

残り2543文字(全文2994文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ANAホテル「営業の秘密と言った事実はない」 安倍首相答弁を否定

  2. 痴漢 電車扉付近は注意 被害の9割集中 ポスター・女性専用車…警察・交通機関、対策に懸命

  3. 東京マラソン 一般参加取りやめ、エリートのみ200人規模で実施 新型肺炎

  4. 東京マラソン 一般の参加料は返金せず 国内ランナー1万6200円 来年の出走権付与

  5. 「桜」前夜祭でANAホテルは明細書を発行したのか 首相答弁の「矛盾点」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです