メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

J1鳥栖「神の子」トーレス 23日ラストマッチ 盟友イニエスタと対戦

練習を終え、グラウンドから引き揚げるフェルナンドトーレス=佐賀県鳥栖市で2019年8月20日午前10時48分、黒澤敬太郎撮影

[PR]

 サッカーの元スペイン代表でJ1鳥栖のFWフェルナンドトーレス(35)が23日、ホームでの神戸戦(午後7時半キックオフ)を最後に18年の現役生活を引退する。「神の子(エルニーニョ)」の異名を取ったストライカーの最後の雄姿を目に焼き付けようと、チケットはすでに完売。フェルナンドトーレスは「サポーターの前でゴールを決めることができたらうれしい」と調整に汗を流す。

 フェルナンドトーレスはスペインの強豪、アトレチコ・マドリードの下部組織で育ち、2001年にプロデビュー。イングランドのリバプールやチェルシーなどでもプレーした。スペイン代表としては、10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会優勝や08、12年の欧州選手権連覇に貢献した。

佐賀県のアスリート育成事業の大使に就任し、県庁で取材に応じるフェルナンドトーレス=佐賀県庁で2019年8月20日午後1時53分、黒澤敬太郎撮影

 今年6月に「自分の求めている高いレベルに達していない」と引退を表明。スペイン代表時代のチームメートで「古くからの友人」と尊敬するイニエスタやビジャが所属する神戸との一戦を最後の試合に選んだ。

 当日は引退セレモニーが予定され、関連グッズも販売されるなど式典ムードが漂うが、チームはJ1残留争いに立たされている。前節まで鳥栖は16位で、相手の神戸は勝ち点差2の15位。負けられない一戦に、フェルナンドトーレスは「試合を楽しみにしている」としつつも「最も重要なのは私の気持ちよりも勝ち点3を得ること」とチームの勝利を最優先に考える。

 20日の公開練習では、国内外のサポーターがグラウンドに詰めかけ、練習後にサインに応じるなどして交流した。フェルナンドトーレスは「気持ちは落ち着いている。サポーターの前でゴールを決めることができたらうれしい」とリーグ戦2連勝中と波に乗るチームをさらに勢いづける活躍を誓う。【黒澤敬太郎】

フェルナンドトーレスの引退試合を前に思いを語るアンドレス・イニエスタ=神戸市西区のヴィッセル神戸クラブハウスで2019年8月21日午前11時31分、丹下友紀子撮影

  ◇  ◇

 フェルナンドトーレスとスペイン代表で長くプレーした神戸のイニエスタは「彼の引退試合を日本で、対戦相手として戦うことは不思議な出来事。トーレスには素晴らしい試合をしてほしいが、ヴィッセルが勝てば最高」だと不敵に笑った。

 2人は10年のW杯南アフリカ大会優勝など数々のタイトルを共に手にしてきた。「(所属した)それぞれのチームで愛され、英雄的な扱いを受けてきた素晴らしい選手。スペインのアスリートの中でもトップクラスで、長年トップコンディションで続けてきた」と親友に最大限の敬意を示した。

 また、自らの引き際について問われると「コンディションやワクワク感などの気持ちを考えながらタイミングを決めていく。今は神戸に貢献できるこの時間を楽しんでいる。(神戸との)契約が終わる2年後にどうするか考えたい」と語り、しばらくは日本のファンを魅了させてくれそうだ。【丹下友紀子】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 100歳、歩行者はねる 「気がついたら歩道に」 新潟

  2. 地下アイドルに強制わいせつ致傷容疑 26歳ファン逮捕 自宅前で待ち伏せ

  3. 高齢者事故「娘の死は殺人」 発生3年、母が制度改正訴え活動

  4. 池袋暴走 元高級官僚だから? 「なぜ運転手が逮捕されないのか」疑問の声噴出

  5. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです